近藤は外野手部門で初選出

　日本野球機構（NPB）は16日、2020年シーズンの『ベストナイン』を発表。パ・リーグ5位の日本ハムからは一塁手部門で中田翔選手（31）、外野手部門で近藤健介選手（27）が選出された。

　中田はプロ13年目の今季、自己最多の31本塁打を放ち、108打点を挙げて4年ぶりの打点王を獲得。ベストナインは2013年から外野手部門と一塁手部門で計4度選出されており、今回が嬉しい4年ぶり5度目の選出となった。「ベストナインに選んでいただき、とても光栄に思います。自分一人の力で取れるものではないので、チームメートや周りの方々に感謝しています。来年はチーム全員で力を合わせ、ファンの皆さんと喜び合えるような結果を残せるよう頑張っていきたいです」と球団を通じてコメントした。

　一方の近藤は、2018年に指名打者として選出された経験はあるものの、外野手部門では初選出。今季は108試合に出場して打率.340のハイアベレージを記録し、出塁率.465で2年連続最高出塁率のタイトルに輝いた。「外野手部門で初めてベストナインに選ばれたことを本当にうれしく思います」と喜びを口にしつつ、最後は中田同様に「今年は大変なシーズンでしたが、ファンの皆さんに球場で応援してもらって得られる力があることを再認識しました。来季は今季以上の成績を残し、優勝できるように頑張りたいです」と、2年連続5位フィニッシュからの巻き返しへ力を込めた。