ももクロ・ライオンZ EXPO2020が開幕へ
来季の開幕100日前にあたる12月15日、2021年3月に迫った西武の本拠地メットライフドームを中心とした“メットライフドームエリア”のグランドオープンに先立ち、メットライフドームで毎年コンサートやイベントを行っていた「ももいろクローバーZ」の元気な笑顔で日本を明るくするイベント『ももクロ・ライオンZ EXPO 2020 supported by auじぶん銀行』のオープニングセレモニーが開催された。
オープニングセレモニーには、西武の辻発彦監督、「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん、佐々木彩夏さん、高城れにさんが参加し、工事が無事竣工すること、無事にプロ野球開幕を迎えられること、並びに「コロナに負けない!日本を明るく!」を合言葉にコロナの早期収束を願い、花火(約520発)を打ち上げた。
辻監督は「3年前に工事が始まった時と同じように、私自身が監督という立場でこのリニューアルを迎えられるのは大変光栄で喜びを感じます。リニューアルしたメットライフドームエリアには幸せがいっぱい詰まっています。ももクロの皆さんにも、ライオンズファンの皆さんにも、ぜひ来シーズンは楽しんでいただきたいと思います」と、歴史の転換期に立ち会える喜びを口にした。
また、520発の花火を受け、「願いは一つだけです。コロナが収束して、たくさんのお客さんに足を運んでいただき、大声で応援してもらうこと。ももクロさんのコンサートに関しても大声で声援を送れる世界になって欲しいなと、切にそう思います」とコロナの早期収束を願いつつ、「今年はファンの力がいかに大きなものであるのかを実感しましたし、来季は今年の苦しみを乗り越え、選手たちと共に優勝を目指して頑張りたいと思います」と、王座奪還を誓った。
コロナに負けない!日本を明るく!
今回の『ももクロ・ライオンZ EXPO 2020』は、メットライフドームに隣接する獅子ビルで今月16日から来年の1月3日まで行われる予定。メットライフドームで行われたコンサートやイベントで「ももクロ」のメンバーが実際に着用した衣装や、使用していたステージ模型などが展示されており、その中には「絶対に使っちゃいけないだろという写真が1枚ありまして、後にも先にもあの写真を出す事はもうないと思います(笑)」と、高城さんが語る秘蔵写真も!? 百田さんいわく「結構大胆に大きく飾られている」とのことなので、モノノフの方々は要チェックだ。
同ビル内には、その他にも、ももクロメンバーがプロデュースしたメニューが食べられる「ももクロCAFE」や、限定チェキ抽選会、ももクロとライオンズがコラボしたプレイヤーズフェイスタオルなど、様々なグッズも販売している。百田さんは「企画段階からみんなで相談しながら考えました。今回を機にライオンズファンがライブにきてくれたらうれしいし、モノノフもライオンズの試合があるときは応援するなど、モノノフとライオンズファンが今後もお互いに盛り上げていけたらいいと思います」と、相乗効果に期待を込めた。
▼ 辻発彦監督
今シーズンは、勝てない、選手個々の成績が伸びないという悩みだったり、非常に苦しい1年でした。
でも終盤に関しては、2連覇したという選手たちの意地もあったのでしょう。そういう姿を見せてくれました。
そういう苦しいシーズンではあったんですけど、無観客でやった初めてのシーズンで、そこから5000人、1万人とファンが増え、足を運んでもらえるようになって、拍手という声援が我々に素晴らしいパワーをくれました。
今年は、ファンの力がいかに大きいかをつくづく感じましたし、来シーズンは今年の苦しみを乗り越えて、選手たちと共に優勝を目指して頑張りたいと思います。
▼ 佐々木彩夏さん
今までの常識では考えられないことがたくさん起こった1年。どうしたらいいのかわからず立ち止まることもあった1年だったんですけど、来年もウィズ・コロナは切り離せないことだと思うので、その中でどうしたら皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるのかだったり、今の時代にあったエンターテイメントを届けられるように試行錯誤しながらポジティブに頑張っていきたいなと思います。
▼ 百田夏菜子さん
初めての経験、わからないことだらけの1年だったと思います。これだけライブができなかったり、ファンの方に会えない状況が今も続いている中、メンバーやスタッフさんと話し合いながらどうしたらお客さんに楽しんでもらえたり、パワーを送ることができるかなって、このイベントもそのひとつだったりするので、ライブができるその日まで、こういうイベントに足を運んでいただいてライブへの気持ちを高めてもらえたら嬉しいです。
ここにきてライブ映像を見ると、モノノフさんに会いたいなぁと、みんなとこの会場で盛り上がれる日が来るといいなと思います。
▼ 高城れにさん
戸惑いが多かった1年だったと思うんですけど、その中でじゃあどうしたらいいのか、どうするべきなのかというのを、それぞれがいい方向に向かって考える年だったのかなと思います。
悲しい思いや大変な思いもしていると思うんですけど、それだけじゃなく、今日のテーマでもある「日本を明るくしよう!」だったり、そういうマイナスな中にも明るいワードがたくさん出たんじゃないかなと。それを来年はもっともっと実行できるように頑張りたいなと思います。