背番号は「118」に決定
西武は17日、今季終了後に自由契約となっていた多和田真三郎投手と2021年の育成選手契約を締結したことを発表。背番号は「118」となる。
今回の契約を受け、多和田は「メットライフドームのマウンドで自分の投球をすることを目標に、頑張ってまいります」とコメント。再び本拠地のマウンドに立つことを目指し、トレーニングに励んでいくことを誓った。
中部商高から富士大を経て、2015年のドラフト1位で入団した多和田は、3年目の2018年に16勝を挙げてリーグ最多勝のタイトルを獲得するも、開幕投手を務めた2019年は12試合で1勝6敗、防御率5.38と振るわず、同年9月に「頻脈性不整脈」との診断を受け戦線から離脱。球団は12月、その原因が「自律神経失調症」であることを公表し、渡辺久信GMが「契約保留選手のまま、病状の回復を待つこと」を明言した。
その後、今年1月15日から練習を再開し、3月24日からはチームに合流。7月30日に支配下選手契約を締結したが、今オフに自由契約となり、渡辺久信GMは育成選手として契約する意向を示していた。今回の育成契約を受け、渡部GMは「育成選手として契約をしました。まずは体を治すことが先決。自分の体調を見ながら、自分のペースで、支配下登録を目指して頑張ってほしいです」とエールを送った。