高卒入団選手の受賞は13年ぶり
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が17日に開催され、パ・リーグ新人王に西武の平良海馬投手(21)が選ばれた。パ・リーグで高卒入団の選手が新人王を受賞したのは、2007年の田中将大(楽天・1年目)以来、13シーズンぶりのことになった。
平良は八重山商工高から2017年のドラフト4位で西武に入団した3年目右腕で、2年目の昨季一軍デビューを飾ると、今季はリーグトップタイの54試合に登板して1勝0敗33ホールド、防御率1.87と奮投。最速160キロの剛速球を武器に西武ブルペンを支える活躍を見せた。
表彰式では「シーズンの開幕が遅れましたが、たくさんの方のサポートのおかげでこういう賞を取ることができました」と周囲への感謝を口にし、「この賞に恥じないように、来年も皆さんに感謝しながら頑張っていきたいと思います」と来季のさらなる活躍を誓った。
▼ パ・リーグ新人王投票内訳
(西)平良海馬 [144票]
(楽)小深田大翔[125票]
(ロ)安田尚憲 [7票]
(ロ)藤原恭大 [1票]