一度は自由契約も…
日本ハムは30日、村田透投手(35)と来季の契約に合意したことを発表した。
大体大浪商高から大体大を経て、2007年のドラフト1位で巨人に入団。大きな期待を受けてキャリアをスタートしたが、巨人では一度も一軍登板がないまま、2010年のオフに戦力外となってしまう。
それでも、12球団合同トライアウトの投球がスカウトの目に留まり、クリーブランド・インディアンスとマイナー契約。戦いの場をアメリカへと移すと、2015年には念願のメジャーデビューも達成。結局、メジャーでの登板はその1試合のみだったが、2016年のオフに日本ハムと契約を結び、NPB復帰が叶う。
2017年の6月11日、古巣の巨人からプロ初勝利をマークするなど、NPB復帰後は4年間で通算67試合に登板。今季も21試合に登板して1勝1敗5ホールド、防御率は3.55という成績を残していたが、オフには自由契約となることが発表されていた。
それでも、年越しも迫ってきた30日に球団から再契約の発表。背番号も「31」で変更なく、2021年も日本ハムでプレーすることが決まった。