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ロッテ、一軍キャンプにショート主戦場の選手が5人!初日から熱い競争の予感

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ロッテ・藤岡裕大 (C) Kyodo News

バチバチの予感!?


 ロッテの2021年の石垣島春季キャンプの一軍メンバーが19日に発表されたが、内野手のメンバーに注目すると、3年連続で全試合出場中のセカンドを守るキャプテン・中村奨吾、サードで不動のレギュラー獲得に期待がかかる安田尚憲を除いて、残り5人はショートを守れる選手。キャンプ初日からバチバチの予感だ。

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 近年のロッテのショート事情を振り返れば、2013年から4年間は鈴木大地(現楽天)が務めてきたが、鈴木がセカンドにコンバートとなった17年はレギュラーを掴む選手が現れなかった。井口資仁監督が就任した18年に当時新人だった藤岡裕大が全143試合に出場。19年は2度の故障もあったが、ショートでチーム最多の81試合に出場し、昨季は規定打席こそ到達しなかったものの、シーズン通してショートのレギュラーとして出場した。

 ここ数年は藤岡がショートのメインで出場してはいるが、昨年の一軍春季キャンプも内野手の8人中4人がショートのレギュラーを目指す選手だった。その中で昨季は、福田光輝が初の対外試合となった楽天モンキーズ戦の2試合で8打数5安打1本塁打、4安打とアピールし、沖縄遠征、オープン戦に一軍に帯同して藤岡とレギュラーを争った。最終的に藤岡がレギュラーとして出場したが、昨年も熾烈なレギュラー争いが繰り広げられた。

 今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いつ頃に来日するのか気になるところではあるが、メジャー通算9年間で通算922試合に出場したエチェバリアが加わった。そのエチェバリアが合流するまでに、日本人選手たちがどういったアピールができているかも重要になってくる。

 やはりレギュラーを掴むため、一軍定着するために打って、走って、守って“攻走守”でアピールが必要だ。そのなかでも、“バット”で結果を残すことがカギを握るだろう。これまでは瞬間的に活躍する選手に比べれば、シーズン通しての攻走守の安定度で上をいった藤岡がメインで出場していたが、春季キャンプ、練習試合、オープン戦と“継続的”に活躍する選手が出てくれば、エチェバリアの状況次第では、一気にレギュラーの最有力候補に躍り出る可能性もある。


複数ポジションを守れる内野手


 マリーンズの内野陣は茶谷健太、福田光、松田進など、複数のポジションをこなす選手が多い。

 ショートの競争が例年以上にハイレベルなものになれば、ファースト、セカンド、サードといった他のポジションを巻き込んだレギュラー争いに発展する可能性もありえなくはない話だ。

 現に今キャンプは井上晴哉が一軍キャンプメンバーに名を連ねなかったため、本職のファーストを守れる選手が不在だ。茶谷は昨季一軍で4試合、松田も19年の台湾ウインターリーグ、福田光もファームで10試合ファーストでの出場経験がある。

 さらにファーストに目を向ければ、昨季は外野だけでなくファーストでの出場があった菅野剛士や、昨年11月のフェニックスリーグで捕手登録ながらファーストでも出場していた佐藤都志也もいる。

 話を再びショートに戻すと、反対にアピール不足となれば、鳥谷敬、三木亮、平沢大河、西巻賢二も控えている状況。結果を残せば一軍に生き残れ、結果がでなければ代わりがいる。今年のショートの競争は例年以上に熱い争いになりそうだ。

▼ 内野手の一軍キャンプメンバー
4 藤岡裕大(遊)
5 安田尚憲(三、一)
8 中村奨吾(二)
40 福田光輝(遊、三、二、一)
50 松田 進(遊、二、三)
57 小川龍成(遊)
67 茶谷健太(遊、三、二、一)
※()は昨季一、二軍で出場した内野のポジション
※小川は昨季東都秋季リーグ戦で出場したポジション

文=岩下雄太
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