台湾球界で2年連続打率4割を記録
日本ハムは29日、所属する王柏融選手(27)が来日したことを発表。この後は2週間の隔離期間を経て、2月14日(日)には春季キャンプに合流する予定という。
王は台湾出身、右投左打の外野手。台湾リーグではプロ1年目から打率3割を記録すると、2年目には116試合の出場で打率.414(483-200)、29本塁打で105打点という驚異的な成績を記録。2017年も115試合の出場で打率.407(437-178)、31本塁打で101打点と活躍を見せ、台湾を代表する強打者として定着。国際舞台での活躍も光り、2019年から戦いの場を日本に移した。
しかし、日本ハムでは度重なる故障と不振に苦しめられ、ここまで2年間の通算成績は140試合で打率.244(393-96)、5本塁打で44打点というもの。特に昨年は引退した田中賢介の背番号3を継承するなど、飛躍に期待がかかった中で結果を残すことができず、未だブレイクの兆しは見えていない。
チームとしても、この2年は続けて5位と苦しい戦いが続いているだけに、王柏融のバットにかかる期待は大きい。NPBで迎える3年目は、本人も“勝負の年”と意気込む大事なシーズン。台湾の大王の大爆発に期待したい。
王柏融・プロフィール
ポジション:外野手
投打:右投左打
生年月日:1993年9月9日(27歳)
身長・体重:182センチ・94キロ
出身地:台湾
球歴:台湾・ラミゴ-日本ハム(2019~)
[昨季成績] 52試 率.207(87-18) 本2 点9
[通算成績] 140試 率.244(393-96) 本5 点44