コロナ禍での新曲に想い込める

　スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」の野球中継テーマソングに、東京スカパラダイスオーケストラの新曲「9（ナイン）」が決定。2021年シーズンはスカパラメンバーが書き下ろした疾走感あふれる新曲が、プロ野球をはじめ、侍ジャパン、大学、社会人野球など「J SPORTS」の野球中継を彩る。

　同曲を作詞した谷中敦さんは「現在の笑顔が遠退くような状態の中で歌詞を書かせて頂くにあたって、一番自分が望むことを考えたときに、それは『きみの笑顔が見たい』でした」と、コロナ禍で歌詞に込めた想いを明かした。

　「野球は9人ですが、スカパラも9人。活動のフィールドは違いますが、想いを重ね合わせて、自分たちなりにチームとしてやっていく上で大切にしてきた気持ちを今回の『9』に込めました。新しく産まれたこの『9』という曲を、戦うように楽しんで貰えたら、自分は最高に嬉しいです」とコメントした。

　なお、「J SPORTS」では2月1日から始まったオリックス・楽天・広島・中日の春季キャンプの模様を連日生中継。PC・スマホ・タブレットで視聴できる動画配信サービス「J SPORTS オンデマンド」でも、シーズン開幕へ向けた選手たちの戦いを配信している。

谷中敦さん・コメント全文

現在の、笑顔が遠退くような状態の中で歌詞を書かせて頂くにあたって、一番自分が望むことを考えたときに、それは『きみの笑顔が見たい』でした。

間違いなく日本中、世界中が同じことで苦しみながら、もがき、今の状況と戦っています。

相当地味な戦いですが、一丸とならないと結果が出せない戦いだと思っています。チームワーク。僕らは31年の間バンドとして力を合わせてやってきました。

野球は9人ですが、スカパラも9人。活動のフィールドは違いますが、想いを重ね合わせて、自分たちなりにチームとしてやっていく上で大切にしてきた気持ちを今回の『９』に込めました。

新しく産まれたこの『９』という曲を、戦うように楽しんで貰えたら、自分は最高に嬉しいです。

この状況を乗り越えられるようにお互い頑張りましょう！