ニュース 2021.02.05. 17:30

CSを前に一時休戦中の「eBASEBALL」2020シーズン 今こそ振り返りたい今季の熱闘・3選【セ・リーグ 編】

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

もう一度見たい!珠玉の名勝負


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 今季もeペナントレースの全日程が終了し、残すは頂点の座をかけたポストシーズンの戦い。しかし、「eクライマックスシリーズ」の開幕を前に、緊急事態宣言が発出された状況を鑑みて、現在は“一時休戦”の状態となっている。


 そこで今回は、この空白の期間にも楽しむことができる「今季の名勝負」をご紹介。ここではセントラル・リーグの熱戦を3試合、そのうちひとつは今季の優勝チーム・DeNAから、キャプテンの河合祐哉選手に、実際の戦いの中で印象に残ったゲームをピックアップして振り返っていただいた。

 なお、ここに取り上げたもの以外でも、試合の模様はすべてYouTubeのパワプロ・プロスピ公式チャンネルでいつでも・どこでも見ることができるので、eBASEBALLのポストシーズン開幕が待ちきれないという方はもちろんのこと、ふらっとこの記事に辿り着いて初めて見てみようかなという方も、是非ともこの機会に珠玉の熱戦をご覧いただきたい。


⇒ 「この世界を知らないのは損」…名実況アナ・斉藤一美さんがeBASEBALLの世界でも“絶叫”!


DeNAのキャプテンが選んだベストゲーム


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・12月5日(土)配信
第1節・第1回戦:ヤクルト(矢吹圭介) 2 - 4 DeNA(山本遼太郎)
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▼ 河合祐哉選手・コメント

この勝利があったから、
今年の横浜DeNAベイスターズは
シーズン通して波に乗れたと思ったので
ピックアップしました!

ディフェンスは、
矢吹選手の攻撃をなんとか2点で抑えていましたが、
バッティングは中盤まで波にのれず。
しかし、4回の攻撃をきっかけに、
勝利に持っていく試合展開が劇的で
すごく印象に残っています。

辻選手の衝撃デビュー後のこのスコアなので
点数は普通に見えますが、
ベテランらしい駆け引きが随所に見られた
「味」のある試合だったと思います。
開幕節ながら、今シーズンはいけるぞと
4人全員で前を向くことができた神試合でした!
見てね!


衝撃の大逆転劇!


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・12月31日(木)配信
第3節・第3回戦:阪神(脇直希) 5 - 6 ヤクルト(大川泰広)
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 まさに「野球は最後まで分からない」を体現してみせたのが、この試合のヤクルト・大川泰広だった。

 序盤から劣勢の展開が続き、最終5回を迎えた時点で0-5という厳しい流れ。それでも、諦めずに1本の安打から突破口をこじ開けると、さらに3者連続本塁打まで飛び出して一気の大逆転。6-5と試合をひっくり返し、そのまま勝利を手中に収める。

 試合後、大川は「自分でもちょっと信じられない展開というか、諦めてはいなかったんですけれど、ピッチングのうまい脇選手が相手というのもあって、5点差をひっくり返せるとは思いませんでした。後ろの仲間が最後まで声をかけてくれたので、あきらめずにいけました」とコメント。その驚異の集中力と、緊張からの解放と勝利の喜びからか、涙を流すシーンも見られた。


大逆転劇をアシストしてしまった男が…


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・1月9日(土)配信
第5節・第3回戦:DeNA(河合祐哉) 3 - 6 阪神(脇直希)
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 先ほど取り上げた試合で、最終回に5点のリードをひっくり返されるという悪夢を見た阪神の脇直希。しかし、この試合ではその悔しさを晴らすかのような逆転劇の主役となる。

 初回から2点を奪われるなど、最終5回を迎えた時点で1-3とリードを許す苦しい展開。それでも、先頭から代打を起用する積極策でチャンスを作り、一死一・三塁から代打・糸原健斗の適時打で1点を返すと、そこからは足も絡めたアグレッシブな攻めでピッチングに定評のあるDeNA・河合をかく乱。大山悠輔の適時内野安打で追いつき、さらに近本光司にも適時打が飛び出して逆転に成功する。

 脇はその後もさらに2点を加え、この回一挙5得点。諦めずに勝利への執念を見せ、年末に味わった悔しさを年明けに晴らした。

 勝利した脇は、「最終回、先頭打者を塁に出せたのが大きかったと思います。(繋いでの猛攻に)ミート打ちがうまくハマったかなと思います。序盤にミスが出てしまったんですけど、切り替えて勝つことができてよかったです。」と喜びを語った。


eクライマックスシリーズ


※日程調整中

▼ ファーストステージ
オリックス(パ2位)-西武(パ3位)
阪神(セ2位)-巨人(セ3位)

▼ ファイナルステージ
ソフトバンク(パ1位)-<パ・ファーストステージの勝者>
DeNA(セ1位)-<セ・ファーストステージの勝者>


☆レギュレーション
・eペナントレースの各上位3チームによるトーナメント戦。
・試合は9イニング制で、3イニング毎にプレイヤー交代。延長戦はなし(引き分けあり)
・ファーストステージ/ファイナルステージともに3ゲーム制で行い、先に2勝したチームの勝ち抜け。
(ゲームの対戦成績がイーブンとなった場合はリーグ上位チームが勝者)


▼ 詳細は公式サイトまで

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