読谷組から参加し快音
中日は9日、北谷の一軍春季キャンプで今季初の紅白戦(6イニング制)を実施。2019年のドラフト1位で2年目を迎えた石川昂弥選手が紅組の「4番・三塁」で先発出場し、今季の“チーム初安打”となる左中間二塁打を放った。
2回、先頭打者として左腕・笠原に対し、カウント1-2と追い込まれてから低めの変化球を巧打。タイミングを外されながらも痛烈な打球で左中間を破り、悠々と二塁に到達した。4回の第2打席は左腕・岡田の厳しい内角攻めで主導権を握られ右邪飛。この日は2打数1安打という結果だった。
東邦高から2019年のドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーの昨季はファームで打率.278、3本塁打を記録。7月に一軍昇格を果たしプロ初安打も記録したが、今春キャンプは二軍スタートとなっていた。
そんな中レギュラー不在の紅白戦に招集され、きっちり結果でアピール。キャンプ中の一軍昇格へ、まずは初実戦で上々のスタートをきった。