テンポよく1安打ピッチング
巨人の3年目左腕・髙橋優貴投手(24)が18日、中日との練習試合に先発登板し4回1安打無失点と好投。開幕ローテーション入りへ好アピールを見せた。
初回、岡林勇希と根尾昂の若き1・2番コンビを退けると、3番・平田良介に対しては宝刀・スクリューを落として空三振。2回は先頭の阿部寿樹に右翼フェンス直撃の二塁打を許したが後続を許さず、味方のエラーで走者を背負った3回もゼロ。4回は平田、阿部、武田健吾のクリーンアップを三者凡退に片付けた。
ドラフト1位で入団した左腕はルーキーイヤーに5勝を挙げたものの、さらなる活躍が期待されていた昨季は故障で出遅れ1勝止まり。
開幕ローテ入りを目指す今春は、初登板の紅白戦こそ1回1失点だったが、11日の紅白戦で2回4奪三振パーフェクトピッチングを披露し、この日は4回(51球)を投げて、1安打、無四球、4奪三振の好投。菅野智之、戸郷翔征らに続く先発左腕候補として存在感を示している。