阪神 - オリックス
<教育リーグ・鳴尾浜>
オリックスのドラフト4位ルーキー・中川颯投手(22)が11日、春季教育リーグの阪神戦に登板。実戦初先発のサブマリンは4イニングを投げて被安打7、4失点で降板した。
初回先頭の江越は中飛に打ち取ったものの、2番・中野に右中間二塁打でピンチを招くと、続く木浪に右前適時打を許して先制点を献上。さらに二死後、5番・小野寺の右線二塁打で二三塁とピンチを拡大し、小幡の放った三遊間へのゴロが適時内野安打となり2点目を失った。2回、3回は走者を背負いながらも緩急を駆使した投球でゼロを並べたが、4回は下位打線を相手に安打と死球で一二塁のピンチを迎え、1番・江越に左翼線へ2点適時二塁打を許した。
2月の練習試合、5日のオープン戦・DeNA戦とリリーフで結果を残してきたが、初先発のこの日は立ち上がりからストライクゾーンの真ん中に集まったボールを捉えられる苦しい投球に。次回登板以降に課題を残す結果となった。