悔しさだけが残った昨季を糧に
2021年のプロ野球が26日、いよいよ開幕を迎える。
日本の4番として迎えた昨シーズン、広島は2年連続でBクラスと低迷。鈴木誠也選手自身は5年連続で打率3割超え&25本塁打以上を記録したが、本人は「悔しさだけが残った」と振り返る。3年ぶりのリーグ優勝を目指す今季は、野手のキャプテンにも就任。さらなる高みを目指し、新たな打撃にも挑んでいるという。
※このインタビューの全編はJERAセ・リーグ協賛特設サイトの中で視聴することができます。
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協力=JERAセントラル・リーグ
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―― 昨シーズンは、5年連続で打率3割と25本塁打をクリアしましたが昨季を振り返っていかがでしたか?
「何も嬉しくなくて、悔しさだけが残ったシーズンでした。一昨年は色々な意味で充実したシーズンで良い思い出もたくさんあ利ましたが、昨シーズンはまったく良くなくて……。でも、その悔しさがあったからオフもしっかりトレーニングできましたし、また一つ進化しないといけないと思うキッカケとなった年だったので、いま思い返したら良かったシーズンだったのかなとも思います。」
―― 今季は12年ぶりにキャプテン制が復活し、野手のキャプテンに就任して変化は?
「(今のところ)何もない(笑) キャプテンという制度でやった経験がないので、キャプテンがどうあるべきかというのも正直わからないですし、ウチのチームではこれまで、選手会長がトップとしてやってきていて、それが田中広輔さんだった。野手の中にいるので、胸にキャプテンマークが付いただけで自分の中では変わりのないシーズンというか(笑) ただ、シーズンに入って試合が続けばいろんなことが変わっていくのかなとも思う。ただ、まだ何とも言えない状況です(笑)。
―― 鈴木選手が新たに取り組んでいることや意識していることなどありますか?
「僕自身で言えば、今季は打撃をガラッと変えている意識があります。今までとは違う意識で挑戦しているので、どうなるかはわからないですけど。もしかしたらダメになるかもしれないし、もっと良くなっていけかもしれないという瀬戸際にいるので、なんとか自分のものにできるようにやっていきたいです。チームは2年連続でBクラスになっているので、とにかく「もう下はない」ので挑戦あるのみ。どんどん、上を向いて頑張っていきたいと思います。」
そして鈴木選手がこだわる数字とは? 気になるインタビューの全編はJERAセ・リーグ協賛特設サイトで。