2021.03.17 13:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 13 | 終了 | 1 | オリックス・バファローズ |
静岡 |
“事故報告”に「地元打法」も…。
楽天の島内宏明選手(31)が17日、静岡・草薙球場で行われたオリックスとのオープン戦に「3番・左翼」で先発出場し、3打数2安打4打点と順調な仕上がりをアピールした。
初回の第1打席は右飛に倒れたが、3回二死二塁の場面で迎えた第2打席は右腕・竹安大知のカーブにタイミングを外されながらも右前へ運びチーム2点目の適時打。ビッグイニングにつなげる技あり打で打線を勢いづけた。
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島内といえば「真顔」でボケるスタイルの“打席後コメント”がファンの間で話題となり、いまではすっかり定着。
この一打の直後には「バッティングピッチャーの金森さんが練習終わってからもバッティング練習で投げてくれているので、何とか金森さんのために打ちたかったです。昨日、金森さんに打球を腰に当ててしまい、ここで謝罪させてください。こちらからは以上です」と前日の“事故”を報告。
また、4回に満塁走者一掃の左中間適時二塁打を放った直後には「打ったのはストレートです。静岡には毎年来るので地元と勘違いして打つことができました。これがいわゆる地元打法です。こちらからは以上です」と、毎年オープン戦の時期に本拠地とする“第三の故郷”(?)への思いも含めたコメントを発表した。
10年目の節目となる今季は若手の台頭も光るなか、ここまでオープン戦8試合に出場して19打数7安打、打率.368と打棒を発揮。後進にポジションを明け渡す素振りは微塵も見せずに健在ぶりをアピールしている。オープン戦も残り4試合となり調整は最終局面に突入しているが、島内は打撃もコメントも順調そのもの。開幕への準備が整いつつあるようだ。