最速154キロも引っ掛けるボール散見
ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)が23日、横浜スタジアムで行われているDeNAとの練習試合でプロ初先発。2イニング(40球)を投げて被安打2、与四球2、失点2の内容で降板した。
初回は先頭の桑原将志を初球の152キロで遊ゴロ、2番・関根大気をフルカウントから左飛、3番・牧秀悟は三ゴロに抑え三者凡退で切り抜けた。
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しかし2回二死走者なしから田中俊太に二塁内野安打で出塁を許し、続く柴田竜拓にも左前に落ちる連打で二死一・二塁とされると、8番・嶺井博希、9番・大貫晋一と連続四球の押し出しで初失点。1番・桑原に投じた初球の変化球が高めに抜け、これを捕手・田村龍弘がミットに収めることができずにパスボール。2点目を献上した。
実戦デビューとなった12日の中日戦では2番手として1回1三振無失点の好投だったが、この日は右打者の外角に引っ掛け、わずかに外れるゾーンから外れるボールが散見。150キロ台前半で安定していた球速も、走者を背負ってから2~3キロ落ちるなど、今後の課題も見えた投球だった。