ソフトバンクの今宮健太 (C) Kyodo News

◆ 甲子園で奮闘する母校の刺激も力に…

 日本一5連覇を目指すソフトバンクが開幕連勝。苦しい展開も終盤で追いつき、最後は今宮健太がサヨナラの適時打を放った。

 ソフトバンクは今季から先発に戻る高橋礼が初登板。ところが、立ち上がりから制球に苦しみ、初回に押し出しで1点を献上。なおも鳥谷敬には三遊間へ強烈な打球を弾き返されたが、ここは今宮健太が飛び込んで好捕すると、ノーステップで一塁へ送球はアウト。スーパープレイでさらなる失点のピンチを防ぐ。

 しかし、打線は“天敵”・美馬学を前に大苦戦。攻略の糸口を掴めずにいると、高橋が5回にレオネス・マーティンに適時打を浴び、0-2と点差を拡げられてしまう。

 それでも打線は6回、ジュリスベル・グラシアルがセンター前に落とす適時打を放って反撃開始。8回には3番手のフランク・ハーマンに対して一死からグラシアルが安打で出塁すると、代走・牧原大成が二塁に進み、二死からアルフレド・デスパイネが適時打。キューバコンビの活躍で試合を振り出しに戻した。

 同点の9回はともにクローザーがマウンドへ。まずは連投となった森唯斗が1奪三振の三者凡退の好投を見せると、9回裏はロッテの益田直也が登場する。

 負けのなくなったソフトバンクは、一死から周東佑京が安打で出塁。牽制悪送球で労せずに二塁へ進み、サヨナラのチャンスを作る。ここで打席は昨夜のヒーロー、この日も好守連発でチームを盛り立てる今宮。2ボール・1ストライクから低めの変化球をフルスイングすると、打球は前進守備のセンター頭上を越える一打。二塁から周東が還り、ソフトバンクがサヨナラ勝ち。開幕2連勝となり、工藤公康はこれが監督通算500勝のメモリアル勝利となった。

 今宮と言えば、ソフトバンクの不動の遊撃手であるが、2018年以降は度重なる故障に苦しんで思うようなパフォーマンスができず。昨季も43試合の出場に留まるなど、近年は苦しい戦いを強いられてきた。

 今季はそんなモヤモヤを晴らすかのように、開幕戦の第1打席で今季1号をかっ飛ばすと、続けて2戦目も躍動。帰ってきた背番号「6」が、ソフトバンクを日本一5連覇に導く使者となるのか。今後の活躍にも注目だ。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】福岡ソフトバンクホークスを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

リーグ連覇、さらには日本一奪還を目指すソフトバンクは上沢直之など投手陣を強化。甲斐拓也の穴埋めが課題となるが、海野隆司ら若手捕手の成長に期待!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む