2021.03.31 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 7 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
ソフトバンク打線に挑むベテラン右腕
オリックスの増井浩俊投手が30日、先発が予告されている翌31日のソフトバンク戦を前に取材に応じ、「早い段階で一軍で投げさせてもらえることに喜びを感じて、楽しめたらいい」とコメント。開幕ローテーション入りを果たしたことへの喜びを口にした。
昨年はディクソンとのクローザー争いの結果、シーズン途中から4年ぶりに先発に転向し、今年は春季キャンプから先発として調整を行ってきた。オープン戦では、16日の楽天戦で2回を無失点に抑えると、24日に行われたソフトバンクとのウエスタン・リーグにも先発登板。周東やグラシアル、デスパイネら一軍メンバーも名を連ねたソフトバンク打線を相手に、6回無失点の好投を見せて開幕ローテの5枠目を射止めた。
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増井はファームでの前回登板を振り返り、「それまで2イニングしか投げてなかったので、どこまで投げられるのかという中で、6回をスイスイっと投げられたので安心しましたし、手応えも感じました。当初は80球くらい、という話だったんですけど、思いの外、少ない球数で6回までいけたなと」と、6回を66球、無四球3安打に抑えた自身のピッチングに満足感を示した。
今回の相手もソフトバンクということについては、「前回は相手どうこうより、自分がどこまで投げられるのかだったので、相手は気にしてなかったですけど、結果を残せたので自信にはなりました」と語り、「球数への不安はないことはないですけど、自分では何球でもいけると思ってる」と、言葉に力を込めた。
増井の今年の目標は「なるべく先発で多くの試合で投げて、たくさん勝ちたい」とのこと。若い先発陣に加わったベテラン右腕がどのようなピッチングを披露してくれるのか、リリーフ時とは異なる投球術で打者を翻弄する姿を楽しみにしたい。
取材・文=どら増田