待望の復帰登板で最速146キロもマーク
昨秋に左肩のクリーニング手術を受けたDeNAの今永昇太投手(27)が31日、巨人とのファーム公式戦で先発。昨年8月15日のヤクルト戦以来、228日ぶりの実戦登板は2イニング・32球を投げて2安打無失点、無四球2奪三振の内容だった。
立ち上がりからストレートと宝刀・チェンジアップのコンビネーションを軸に感触を確かめるように投げ込んだ。初回先頭の廣岡大志の4球目にこの試合の最速146キロを計測しフルカウントからのチェンジアップで遊ゴロ、2番・八百板卓丸は高めの145キロで空三振の好発進。ドラ5ルーキーの3番・秋広優人にはカウント2-1から4球目の変化球を左前へ巧打されたが、続く岸田行倫は真ん中のチェンジアップで空三振と後続を許さなかった。
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2回も香月一也を左飛、山瀬慎之助を右飛とあっさり二死。育成ルーキーの7番・保科広一のボテボテのニゴロが内野安打となる不運な形で走者を背負ったが、次打者に1球目を投じる前に牽制刺。試運転とはいえ貫禄を感じさせる落ち着いたマウンドさばきで順調な回復ぶりを示した。