2021.04.01 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 3 | 終了 | 6 | 阪神タイガース |
マツダスタジアム |
解説陣絶賛「ずっと出しておきたい」
阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明選手が1日の広島戦に「6番・右翼」で先発出場し、第3打席に自身4試合ぶりとなる一発を放った。
2打席凡退後に迎えた6回、二死走者なしの場面で打席に入ると、相手先発の中村祐太が投じたカウント1-2から甘く入ったチェンジアップを一閃。失投を一振りで仕留め、右翼スタンドへ弾丸ライナーを叩き込んだ。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に電話出演したデーブ大久保氏は「もうこの選手は別格ですよね」と感嘆。「見るのが本当に楽しみで、監督しては打てなくてもずっと出しておきたい選手。ちょっとウィークポイントとして見えてきたのはタテ変化じゃないですか。でもこのクラスの選手は見慣れてきたり、見極めたり、あっという間に成長すると思うんですよ」と、大型スラッガーが秘めるポテンシャルを語った。
また、高木豊氏は佐藤輝がベンチ横のカメラに向かって見せたホームランパフォーマンスにも注目。「この広島との3連戦で三振の山を築いてきてたんですよ。(本塁打を打って)帰ってきてめちゃくちゃ明るいじゃないですか。もうビックリして。性格も前向きで、失敗したことをクヨクヨしない。素晴らしいルーキーだよ」と立ち振る舞いから垣間見える人間性も絶賛した。
開幕2カードを終えて全6試合に出場し13三振はリーグ最多。特にマツダスタジアムに乗り込んでからは2試合連続3三振を喫するなどプロの壁にも当たりつつあるが、27日・ヤクルト戦(神宮)でのプロ初1号以来19打席ぶりの一発を通して、またしても新人離れした器の大きさを再確認することになった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』