2021.04.06 17:45 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 2 | 終了 | 13 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
メットライフ |
4カード連続勝ち越しへ敵地で先勝
首位の西武を1ゲーム差で追いかける楽天が、敵地で13点を奪って大勝。投げては先発の岸孝之が6回2失点と試合を作り、開幕2連勝を飾った。
楽天は初回、一死後に西武先発・松本航の4連続四球で労せずに先制。その後の一死満塁で追加点を奪えず、2回裏に岸が中村剛也にソロを被弾して追いつかれたが、直後の3回表に好調な茂木栄五郎がバックスクリーンへの勝ち越しソロを放って再びリードを奪った。
試合は接戦になるかと思われたが、5回からマウンドに上がった吉川光夫を攻め、辰巳涼介のヒット、小深田大翔の犠打で一死二塁の得点機を作り、「コブがこぶしの効いたバントをしてくれたんで、僕もこぶしのバッティングができたかな??」と振り返った島内宏明の右翼スタンドに飛び込む2ランで楽天がリードを広げた。
さらに6回には、続投した吉川から3つの四球と4本の長短打で4点を奪取。さらに3番手の田村伊知郎から鈴木大地が3点適時二塁打を放ってとどめを刺した。この回に一挙7点を奪って岸を援護すると、8回にも4番手・井上広輝から4四球、1安打で2得点。9回には武藤敦貴にプロ初安打が飛び出すなど、良い雰囲気の中で3連戦の頭を取り、4カード連続の勝ち越しへ先手を奪った。