筒香との日本人対決は完勝
レンジャーズの有原航平投手(28)は現地時間14日(日本時間15日)、敵地で行われたレイズ戦に先発し6回途中3安打無失点と好投。今季3度目の登板でメジャー移籍後初勝利の権利を手に降板した。
初回は三者凡退と上々の立ち上がり。2回はイニング先頭から連打を浴びて無死二三塁のピンチを迎えたが、マルゴーを左飛に退け、7番・筒香、8番・ズニーノを2者連続の空振り三振。日本人対決も制してゼロで切り抜けた。
レンジャーズ打線はネート・ロウのソロ本塁打による1点どまりでなかなか追加点を奪えなかったものの、有原は4回、5回と三者凡退の好投で勝利投手の権利を獲得。味方打線が満塁のチャンスを逃した直後の6回も打者2人を打ち取り、6回二死、左打者のブランドン・ロウを迎えたところで降板となった。
有原はわずか1点の援護ながら渡米後最長となる5回2/3(85球)を投げて、無四球5奪三振の快投。「7番・指名打者」で先発出場していた筒香嘉智との日本人対決は「空振り三振」「一ゴロ」の2打席凡退に抑えた。