5回に押し出し四球を与え、悔しがるパドレス先発のダルビッシュ

● パドレス 0 - 2 ドジャース ○
<現地時間4月17日 ペトコ・パーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が17日(日本時間18日)、本拠地で行われたドジャース戦に先発登板。7連勝中のドジャース打線相手に7回1安打1失点の好投を見せたが、チームは今季初の完封負けを喫しダルビッシュに移籍後初黒星が記された。

 ダルビッシュは立ち上がりからエンジン全開。初回、1番・ベッツ、3番・ターナーを三振に仕留めるなど3者凡退の好スタートを切ると、2回以降もイニングをまたぎ3者連続三振をマークするなど序盤3回で早くも5三振を奪った。4回も1番から始まる上位打線をテンポ良く3人で斬り。4回までパーフェクト投球を見せ、ドジャース先発・カーショーを互角の投手戦を演じた。

 しかし両軍無得点のまま迎えた5回、ダルビッシュは二死から6番・マキンストリーに死球を与え初めての走者を背負うと、続くレイリーには初安打となる中前打を許し一、二塁。8番・バーンズは四球で歩かせピンチを広げるど、二死満塁で相手先発の9番・カーショーには粘られ、押し出し四球で先制を許した。続くベッツは右飛に退けたが、二死から下位打線相手に初被安打と3四死球で先制点を献上。突然制球を乱し、5回だけで計28球を要した。

 6回からは再び4者連続三振をマークするなど2イニング連続の3者凡退。ダルビッシュは7イニングで今季最多の98球を投じ、1安打1失点、7奪三振3四死球の好投。今季2戦目の6日(同7日)ジャイアンツ戦から3試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は2.55に良化した。

 ダルビッシュを援護したいパドレス打線だったが、ドジャース先発・カーショーの前に6回までゼロ行進。2点を追う9回は二死二、三塁の好機で7番・ファムが安打性の鋭いライナーを放ったが、中堅・ベッツの好捕に阻まれ試合終了となった。

 大型補強でドジャースの地区連覇阻止を狙うパドレスだが、王者との今季初対戦は連敗スタート。ダルビッシュに今季初黒星(1勝)が記され、対するドジャースの連勝は「8」に伸びた。あす18日の同戦は、パドレス・スネル、ドジャース・バウアーの先発登板が予定されている。

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ベースボールキング編集部

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