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楽天・田中将大が見せた投球術に谷繁氏が感嘆「相手によってピッチングを変えらえれる」

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楽天・田中将大 (C)Kyodo News
2021.05.01 14:00
東北楽天ゴールデンイーグルス 3 終了 0 千葉ロッテマリーンズ
楽天生命パーク

相手の狙いを外した投球で見事ゼロ封


 楽天の田中将大が1日のロッテ戦に先発登板し、6回5安打無失点と力投。今季2勝目(1敗)を挙げた。

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 田中将は初回から走者を背負う投球が続くも要所を締めて得点を許さない。3点リードの5回には、二死から連打を許して二、三塁のピンチを招いたが、3番・中村奨を遊ゴロに退けると、6回は危なげなくゼロを刻んだ。

 6回1失点で復帰後初白星を挙げた4月24日の西武戦(楽天生命パーク)に続き、2試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をマーク。チームも今季初の4連勝で貯金は今季最多タイの「6」となった。

 この日の田中について、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた谷繁元信さんが言及。その投球術と引き出しの多さに感嘆した。

 谷繁さんは「今年最初の登板(17日の日本ハム戦)でホームラン2本打たれている。それはストレートだった。そこからスライダー主体のピッチングで抑えてきたが、今日の先頭の荻野にはストレートから入ってスライダーを振ってきた。あそこでスライダーを狙われているなと感じたと思う」と主張。

 初回に荻野がストレートを3球見逃し、4球目のスライダーに手を出してきた場面を例に挙げ、ロッテ側の意識がスライダーにあったと指摘。その狙いに対応し、「スライダーを減らして、ストレートとカーブを増やしている」と、前回の登板では全体の「37%」ほどだったスライダー系統のボールを「24%」ほどにし、ストレートの割合を「34%」から「41%」に上げてロッテ打線を封じた。

 谷繁さんは「田中というピッチャーはこういうピッチングもできるということ。緩急もつけられる、両サイドも攻めれる、高低も攻めれる、奥行きも使える。相手によってピッチングを変えられる。さすがです」とつづけ、対戦相手や状況に応じた投球ができる右腕に賛辞を送った。

 また、同じく解説を務めていた立浪和義さんも「決して状態はよくなかったと思うけど、その中で、その日のいいボールを使いながらゼロに抑えることができる。勝てるピッチャーは勝負どころで投げミスが少なく、そういうところで抑えられるから勝てる」と述べ、エースのピッチングを称えた。

▼ 球種の割合<前回/今回>※プロ野球ニュース 番組調べ
ストレート:34%/41%
スライダー・カット:37%/24%
スプリット:28%/26%
カーブ:1%/5%


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』
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