初回の第1打席で左飛に倒れ、ベンチに戻るエンゼルス・大谷

● エンゼルス 3 - 8 レイズ ○
<現地時間5月4日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が4日(日本時間5日)、本拠地でのレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。外野へ大きな飛球を3本飛ばしたが、いずれもフェンスオーバーとはならず3打数無安打1四球の成績に終わった。レイズの筒香嘉智外野手(29)は6回の好機で代打出場したが空振り三振に倒れた。

 レイズの先発は昨季のポストシーズンでデビューし、160キロ超えのスピードボールが武器の左腕・マクラナハン。無死一塁で迎えた初回の第1打席、大谷はカウント1-2後の99.9マイル(約161キロ)の直球を逆方向に弾き返したが、高々と舞い上がった打球はフェンスオーバーとはならず左飛に倒れた。

 二死無走者だった3回の第2打席はカウント1-2後のカーブを打ったが中飛。4点を追う6回の第3打席は先頭で2番手右腕・パティノと対戦し、カウント2-2後の97.4マイル(約157キロ)の直球を叩いだ打球は左飛。この飛球も左翼ポール際まで達したが左翼手に捕球され今季10号はお預けとなった。

 7点を追う8回の第4打席は、3番手左腕・リードから四球を選び出塁。その後、5番・イグレシアスの適時打で生還した。この日は3打数無安打、1四球1得点の成績。打率は.264となった。

 エンゼルスは投打が噛み合わず、3連敗で借金2。連敗ストップがかかる明日5日(同6日)の同戦には、右肘死球の影響で2日(3日)のマリナーズ戦登板を回避していた大谷が、今季4度目の先発マウンドに上がる予定となっている。

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