◆ 桑田コーチと話し込むシーンも…
巨人の菅野智之投手(31)は7日、本拠地で行われているヤクルト戦に先発登板。
4回まで51球、被安打2、無四球の3奪三振で無失点という好投を見せていたが、3点リードの4回裏、打順が巡ったところで代打のコール。責任イニングを待たずに降板となった。
押しも押されもせぬ巨人の大黒柱。今季もここまで5試合に登板して2勝2敗も、防御率は2.13と安定した投球を続けていたエースが、この日は思いもよらぬ形でマウンドを降りた。
3回まで2安打、危なげなく無失点で投げ進めた菅野は、4回も3番からの中軸を3人斬り。テンポ良くゼロを刻んでいく。
その中で打線も初回から坂本勇人とゼラス・ウィーラーの連続本塁打などで3点の援護。順調な滑り出しに見えていたが、4回裏にまさかの事態が起こる。
二死走者なしで9番・菅野の打順になったところ、原辰徳監督が代打をコール。エスタミー・ウレーニャが登場し、菅野は試合から退くこととなった。
直前の4回表のマウンドでは異変らしい異変は見られなかったが、ベンチに戻ると相川亮二バッテリーコーチから声をかけられ、そのままベンチに座ったまま今度は桑田真澄投手チーフコーチ補佐と話し込むシーンも。
表情には悔しさがにじみ、しばらくベンチに留まって話をしていたが、代打が告げられたところで道具を持ってダグアウトへ。5回表のマウンドには野上亮磨が登場した。
4回を投げて51球、快調な投球を続けていた中での突然の降板となると、やはりアクシデント以外では考えづらい。
故障か、それともどこかコンディションの問題か…。今はとにかく続報が待たれる。