今年最初の月間MVPは…?
プロ野球セ・パ両リーグは12日、3・4月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表。
今季最初の表彰選手が決定した。
パ・リーグは、月間4勝に防御率1.51という安定感抜群の投球を見せた涌井秀章(楽天)が通算5度目の受賞。打者部門では月間10本塁打の大暴れを見せたレオネス・マーティン(ロッテ)が初受賞を果たした。
一方のセ・リーグは、月間5戦5勝という圧巻の成績を残した髙橋優貴(巨人)が初受賞。打者部門ではリーグトップの打率.352、月間45安打をマークするなど、リードオフマンとしてチームを引っ張った菊池涼介(広島)が3度目の受賞を果たしている。
なお、受賞者には各連盟より記念盾と、大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られる。
▼ 大樹生命月間MVP賞(3・4月度)
<パ・リーグ>
投手:涌井秀章(楽天) ☆5度目
打者:レオネス・マーティン(ロッテ) ☆初受賞
<セ・リーグ>
投手:髙橋優貴(巨人) ☆初受賞
打者:菊池涼介(広島) ☆3度目
パ・リーグ
▼ 投手部門
涌井秀章(楽天)【5度目】
<成績>
6試合(41.2回) 4勝0敗 防御率1.51 奪三振33 自責点7
☆ リーグトップタイの4勝を挙げ、防御率と投球回もリーグ2位の好成績。
☆ 3月26日の日本ハム戦では通算10度目の開幕投手を務め、史上初となる3球団での開幕戦勝利を達成。
☆ 2020年6・7月度以来、通算5度目の受賞。
▼ 打者部門
レオネス・マーティン(ロッテ)【初受賞】
<成績>
31試合 打率.271 安打32 本塁打10 打点24 盗塁1
☆ 全31試合に先発出場してリーグトップの10本塁打をマーク。
☆ その他、長打率(.576)と得点圏打率(.458)もリーグトップの成績だった。
☆ 来日3年目で嬉しい初受賞。
セ・リーグ
▼ 投手部門
髙橋優貴(巨人)【初受賞】
<成績>
5試合(35.0回) 5勝0敗 防御率1.80 奪三振19 自責点7
☆ 先発としてリーグトップの5勝をマーク。
☆ 球団の左腕では2007年の高橋尚成氏以来となる開幕5戦5勝を達成。
☆ プロ3年目で嬉しい初受賞。
▼ 打者部門
菊池涼介(広島)【3度目】
<成績>
30試合 打率.352 安打45 本塁打5 打点12 盗塁1
☆ リーグトップの打率.352・45安打・21得点を記録。
☆ 開幕戦から16試合連続で安打を放つなど、リードオフマンとしてチームを牽引。
☆ 2016年8月度以来、5年ぶり3度目の受賞。