● ロッキーズ 5 - 6 レッズ ○
<現地時間5月15日 クアーズ・フィールド>
レッズの秋山翔吾外野手(33)が15日(日本時間16日)、敵地でのロッキーズ戦に守備から途中出場。中堅守備でビッグプレーを披露するなど攻守両面で存在感を示し、チームの延長戦勝利に貢献した。
秋山は2-2の同点で迎えた8回裏、投手交代に伴い「9番・中堅」に入り途中出場。直後の9回表、一死一、二塁の好機で初打席に入った。救援右腕・バードが投じた97.6マイル(約157キロ)の直球をコンパクトに弾き返したが、中堅に抜けそうな打球を二塁・マクマホンに好捕され二塁封殺。勝ち越し打とはならず二ゴロに倒れた。
それでも同点のままま迎えた9回裏、守備で魅せた。二死無走者で7番・ハンプソンが放った中堅後方への大飛球を、一直線に背走したあとジャンプ一番で好捕。ビッグプレーでピンチの芽を摘み、カバーに回っていた左翼・ウインカーは思わず秋山に抱きつき、投手のアントーンは帽子を取って感謝の意を示した。
2点を勝ち越した直後の11回は二死一塁の場面で2度目の打席に入り、一走・インディアが二盗を決めたあと四球を選び好機拡大。追加点にはつながらなかったものの3試合連続出塁をマークし、この日は1打数無安打1四球で打率は.176となった。
レッズは同点のまま迎えた延長11回、6番・ファーマーの左越え2ランで一時勝ち越すも、その裏に2点を失い再び同点。それでも続く12回、2番・カステラノスの適時二塁打などで2点を奪い、連敗を「2」で止めた。