◆ 勝ち投手の権利がかかった5回に同点ソロを被弾
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が現地時間19日(日本時間20日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのインディアンス戦に「2番・投手」で先発出場。5回途中2失点で降板となったが、そのまま右翼に入って出場継続となった。打者としては、ここまで2打数無安打ながら、第2打席には鋭い当たりのセンターライナーを放っている。
先発登板は今季6度目で、指名打者を解除した投打の同時出場は今季4度目。初回は連続三振で二死とする入りを見せたが、3番のJ.ラミレスにヒットを許すと、そのJ.ラミレスが盗塁を決めて二死二塁となり、4番・レイエスの二塁打で先制を許したが、後続を断ち、その裏には一死走者なしで打席へ。つまり気味の打球はサードへのハーフライナーに終わった。
2回は一死後に四球を与えたが、後続を連続三振に仕留め、3回は三者凡退。その裏にはイグレシアスの適時打で同点とし、大谷の2打席目はセンターライナーに終わった。4回は先頭のレイエスに左翼線へ運ばれて無死二塁のピンチを背負ったが、バックの好守にも助けられて3人で終えると、4回裏にウォルシュの一髪で勝ち越した。
しかし、勝ち投手の権利がかかった5回表、先頭のバウアーズに被弾。さらにヒットで続かれ、一ゴロで併殺に仕留めたが、再び四球で走者を許したところで降板となった。その後、大谷は投手から右翼へポジションを移し、出場を続行している。