2021.05.21 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 0 | 中止 | 0 | 阪神タイガース |
マツダスタジアム |
選手の陽性判定は計8名に…
広島は20日、新型コロナウイルスのPCR検査の結果、石原貴規選手(23)、羽月隆太郎選手(21)、長野久義選手(36)、鈴木誠也選手(26)、大盛穂選手(24)、朝山東洋打撃コーチ(44)とチームスタッフの計7名が陽性判定を受けたと発表した。
17日に発熱症状があった菊池涼介選手の陽性が判明し、この結果を受けスタッフも含めた一軍74名を対象に実施したPCR検査にて、小園海斗選手(20)、正隨優弥選手(25)も陽性判定を受けた。
18日には計16名の選手を「特例2021」で入れ替えて試合を開催。この際に陰性判定を受けながら球団独自の判断で自宅待機を命じていた石原、大盛、朝山コーチが今回のPCR検査で陽性と判定された。
20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「これはだいぶ心配ですよ」と一報を伝え、解説の江本孟紀氏は「これだけ仕切り作って、マスクをして、入場制限をして、消毒していてもなるんですよ。もうこればっかりは防げないところもある」とコメント。
21日に予定されている阪神戦(マツダスタジアム)の開催可否については協議中とのことだが、仮に予定通り開催されることになれば、首脳陣にとっては厳しいやりくり強いられることになる。
江本氏は日本ハムやヤクルトなど、選手が離脱した前例を振り返り、「今シーズンは選手が欠けたチームも代役で上がってきた選手が頑張って勝っているんだよね。もうこれに期待するしかない…。チーム編成は大変ですよ」と、コロナショックが続く広島を心配していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』