○ エンゼルス 9 － 8 レンジャーズ ●
＜現地5月26日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（26）は26日（日本時間27日）、本拠地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打数1安打1四球1得点の成績で、今季の打率を「.270」に上げた。

　この日は先発右腕・ダニングの前に第1打席が遊ゴロ、第2打席が空振り三振と当たりがなかったものの、5回の先頭打者として迎えた第3打席にフルカウントからの6球目を見極めて四球で出塁。続く3番・レンドンが左翼線二塁打を放つと、一走・大谷は大きなストライドで悠々と長駆ホームインし、一挙4得点のビッグイニングを呼び込んだ。

　6回一死無走者で迎えた第4打席は、カウント1－2から左腕・ベンジャミンのカットボールを引っ掛けボテボテのゴロになったが、これが右方向へシフトを敷いていた三塁手への内野安打に。15号弾を放った前日に続く2試合連続安打で、今季の成績を.270／.330／.626（打率／出塁率／長打率）とした。

　地区4位に沈むエンゼルスは5回終了時点で8点リードを奪いながら、課題のリリーフ陣が1点差まで詰め寄られる苦しい試合運びだったが、最後は守護神のライセル・イグレシアスが8回二死から4つのアウトを奪って辛勝。3連勝で借金を「5」に減らした。