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【巨人】谷繁氏、5回の浅村への配球に疑問 その理由とは?

● 巨人 0 - 2 楽天 ○
<3回戦・東京ドーム>
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-楽天戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、5回に楽天・浅村栄斗に適時打を浴びた巨人バッテリーの配球について言及した。
巨人の先発・横川凱、捕手・大城卓三のバッテリーは、楽天打線を4回まで茂木栄五郎に浴びた本塁打による1点のみに抑える。0-1の5回は簡単に二死としたが、岡島豪郎の投ゴロを横川が一塁へ悪送球。続く村林一輝にセンター前に運ばれ、一、三塁とされる。
浅村に対し横川、大城のバッテリーは2ボール2ストライクから5球目に投じたカットボールをライト前に適時打を浴びた。
谷繁氏は「この勝負球は、正直ミスだと思いますね。なんのために1、2打席目にあれだけ(インサイドを)印象付けていたかということなんですよ。こういう場面をある程度想定しながら、僕だったら1、2打席目は攻めているんですよ。ここの場面は外の落ちるボールで最後は打ち取りにいくべきだと思いますけどね」とチクリ。
続けて谷繁氏は「そのために1、2打席目はインサイドを使っていると思ったんですよ。だからうまくやっているなと。そこをうまく混ぜながら、いい感じで追い込んでいるのに、最後の持っていくボールを間違えたというところですね」と指摘した。
「球数も投げていますし、疲れも出てきているころですから、ここを踏ん張っていけば勝てるピッチャーになっていくんですけど、ピッチャーを考えつつ、相手も考えたのであれば、外で落とすべきだったんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べていた。
それでも、横川の投球自体には「最後タイムリーは打たれましたけど、次に活かせるピッチングだったと思います」と振り返っていた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)