◆ SNSを通じてファンに報告
MLBジャイアンツ傘下のマイナー3Aサクラメントに所属する山口俊投手(33)が2日(日本時間3日)、自身のインスタグラムで「日本に帰国することを決断しました。夢を追ってメジャーに挑戦しましたが、力及ばずシーズン途中での帰国となります」と報告した。
山口は「昨シーズンから続く様々な制約や厳しい規制がある中、自分なりに精一杯の努力を続けたことは誇りですし、必ず今後の糧にしなければなりません」と、コロナ禍で過ごしたシーズンを振り返りつつ、「未だにカナダへ入国も出来ずに安らげない環境で頑張っているトロントブルージェイズの仲間達、アリゾナやサクラメントで暖かく迎えてくれたSFジャイアンツのフロントやチームメイトには心から感謝しています」と、両チームの関係者に対する謝辞を述べた。
今後に関しては「明日からは心機一転、新たなチームとのご縁を探し、期待して下さっていたファンの皆さんに頼もしい姿を見せれるように精進いたします」と、新たな所属先を模索していく考えを示した。
この投稿には、古巣である巨人の宮本和知投手コーチも反応。「夢を追って挑戦した事に敬意を表します。多くの俊ファン、野球ファン、家族の為にまだまだユニホーム姿を見させて下さい」とエールを送っている。