佐々木主浩さん

◆ 『LEGEND VOICE ~過去から未来へ~』

 セ・リーグ公式戦のタイトルパートナー「JERA」のスペシャルコンテンツ『LEGEND VOICE ~過去から未来へ~』では、ベイスターズのレジェンドである佐々木主浩さんにインタビューを実施。現役時代のエピソードや現在のベイスターズ、そしてチームの今後について語っていただきました。

 ※このインタビュー動画全編はJERAセ・リーグ協賛特設サイトの中で視聴することができます。

◆ プロ入りの経緯

―― 大学を卒業して当時大洋ホエールズから1位指名を受けました。その時の心境はいかがでしたか。

「ドラフトはかかるだろうなというのはあったんですけど、大学4年の時にスカウトの方と『うちに行きます?』みたいな話がいろいろされるんですけど、ジャイアンツだけ来なかったんですよ。他11球団は来たんですけど。

―― 11球団来て、ファンだったジャイアンツからは来なかった?

「はい。その時は、大森(剛)と元木(大介)の時だから。だから、入団してからジャイアンツに『ちくしょう』と思いながら」

―― その時の気持ちが、打倒ジャイアンツに火をつけた? それが現役時代のエネルギーに?

「そうですよ。だって悔しかったですもん」

◆ 代名詞のフォークボール

―― 佐々木といえば、あの「フォーク」。このフォーク習得というのは?

「大学の時は放ってましたよ。真っ直ぐ、カーブ、フォークだけですね。2年目の時に杉下(茂)さんが、ピッチングコーチ、臨時コーチで来てくれたんですよ」

―― フォークといえば元祖杉下さんですもんね。

「杉下さんにフォークのことを聞いた時に考え方が同じだったんですよ。杉下さんと。それが自分の自信になったんですね。これをやり続けていけばいいんだって。杉下さんもそういう考えというか、そういう投げ方とかいろいろあって。『同じだ』と思って、これをやっていけばいいんだって自信になりました。杉下さんとお会いして話をしていただいて、その時に聞いた話で自信になりました」

―― そこには人との出会いというのが。

「臨時コーチに来てもらって本当にありがたかったです」

◆ 1998年リーグ優勝

―― 佐々木さんが入団されてからチームはなかなか浮上できなかった。その中で1998年、1960年以来、38年ぶりの優勝という年でした。どうでしたか。この年の優勝の「印象・瞬間の気持ち」

「前の年から自信をつけてたので。チーム自体が」

―― 1997年は2位だったんですよね。

「そうですね。1998年は同じ目標に向かって全選手『優勝』という意識をしだして、98年はマジで優勝と言えた時でしたね。それまでは『目標なんですか?』『優勝です』って形だけですよね。口で言ってるだけの優勝という。98年はマジで優勝狙えると思いましたね」

 レジェンドの佐々木さんが語る98年リーグ優勝の要因、90年代のセ・リーグ、そしてベイスターズの現在と未来とは? インタビュー動画全編はJERAセ・リーグ協賛特設サイトでお楽しみいただけます。