トラウト離脱後に四球が増加、前日も初の3四球
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が7日(日本時間8日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1、2回の第2打席とも四球で出塁し、先制ホームを踏むなど足でも存在感を示している。
初回、一死無走者の場面でメジャーデビューとなったロイヤルズの先発右腕・コーワーと対戦。3ボール後の直球を強振したがファウルとなり、最後はカウント3-1後のボール球を見送り四球で歩いた。コーワーの暴投で二塁に進むと、3番・レンドンの左前適時打で先制のホームイン。大きなストライドを生かしたムダのないベースランニングを見せ、今季38得点目を記録した。
4-2と2点リードで迎えた2回の第2打席は2番手右腕・サンタナと対戦。ここもカウント3-1となり、5球目のボール球を見送りバットを振らず一塁へ歩いた。続くレンドンの打席で今季9盗塁目となる二盗に成功。再び得点圏に進んだが、レンドンは空振り三振に倒れ5点目の生還とはならなかった。
大谷は3番を打つことが多かったトラウトが右ふくらはぎ痛で離脱後、勝負を避けられるケースが増え四球が増加中。前日のマリナーズ戦でも、渡米後初の1試合3四球(申告敬遠含む)を記録していた。