「パ投手」マルティネスも初受賞
プロ野球セ・パ両リーグは9日、5月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表した。
パ・リーグは、リーグトップの月間防御率1.97、4勝、34奪三振をマークしたニック・マルティネス(ソフトバンク)が来日4年目で初受賞。打者部門では34安打と24打点でリーグトップ、塁打数、打率、長打率、得点圏打率でもリーグ2位の好成績を残した吉田正尚(オリックス)が昨年8月度以来4度目の受賞となった。
一方、セ・リーグでは首位を走る阪神勢が投打ダブル受賞を飾った。投手部門ではクローザーのロベルト・スアレスが登板12試合で防御率0.00、リーグダントツの9セーブを上げて嬉しい初受賞。打者部門ではチームトップの19打点、6本塁打を記録し、リーグトップの長打率.630、7度の殊勲打をマークしたドラフト1位ルーキーの佐藤輝明が初受賞した。
阪神の投打ダブル受賞はリーグ制覇を果たした2005年9月度(下柳剛・今岡誠)以来16年ぶり。同球団でのルーキーの受賞は、2013年8月度受賞の藤浪晋太郎投手以来の快挙となった。
なお、受賞者には各連盟より記念盾と、大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られる。
▼ 大樹生命月間MVP賞(5月度)
<パ・リーグ>
投手:ニック・マルティネス(ソフトバンク)☆初受賞
打者:吉田正尚(オリックス)☆4度目
<セ・リーグ>
投手:ロベルト・スアレス(阪神)☆初受賞
打者:佐藤輝明(阪神)☆初受賞