コアファンの多い“野球バラエティゲーム”
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは16日、野球バラエティゲーム「パワプロクンポケット」(以下「パワポケ」)シリーズ最新作『パワプロクンポケットR』を今冬に発売することを発表した。
「パワポケ」といえば、コナミが誇る大人気野球タイトル「パワフルプロ野球」シリーズの姉妹作品。2011年を最後に新作のリリースはなかったが、この度、Nintendo Switch用ソフトとして『パワプロクンポケットR』が発売されることが決定。実に10年ぶりのシリーズ最新作となる。
据え置き型のゲーム機がメインだった「パワプロ」に対し、携帯ゲーム機向けに1999年から2011年まで発売されていた「パワポケ」。
お馴染みのキャラクター・パワプロくんが登場し、メインモード「サクセス」を中心とした野球ゲームであることは共通しているものの、その「サクセス」のシナリオやストーリーの展開が「パワプロ」シリーズとはまるで一線を画しており、独特の世界観が多くのファンを惹きつけた。
今回の最新作では、原点とも言える初代の「パワポケ」と「パワポケ2」で登場した3つのサクセス「極亜久高校編」「ドリルモグラーズ編」「戦争編」のリメイク版が搭載。独特の世界観を存分に味わうことができる奇想天外なシナリオたちが、現代のグラフィックで蘇る。
また、新要素としては、これまでとは全く異なる育成モード「サイバーバル」の搭載も発表。
こちらはオンラインの友達と最大4人で協力しながら選手を育成していく新モードで、内容としては「戦車を操って敵を倒し、育成に必要なパーツを集めながら選手を作っていく」というもの。
本当に野球と関係があるのか…?と思ってしまうような要素が入っているのも、「パワポケ」が“野球バラエティゲーム”である理由のひとつ。
このほかにも、これまでの「パワポケ」シリーズを踏襲したモードを搭載予定とのことで、続報は順次公式サイトで発表される。