ロッテ・西川史礁(撮影=岩下雄太)

 「今年は新人王という素晴らしいタイトルを取ることができましたけど、まだまだ満足できる数字ではないので、しっかり来シーズン全試合出場を1番の目標に掲げていて、その中でもタイトルを獲れるようにやっていきたいと思います」。

 ロッテ・西川史礁は2年目となる来季、全試合出場、タイトル獲得を目標に掲げた。

 西川はプロ1年目の今季、2月16日からの対外試合の成績は16試合に出場して、打率.403(62打数25安打)、1本塁打、9打点と結果を残し、開幕一軍の切符を掴み取り、3月28日のソフトバンクとの開幕戦でプロ初安打を放つ。開幕戦から球団新人の最多タイ記録となる5試合連続安打を放ったが、この安打を最後に5試合・19打席安打がなく、4月12日に一軍登録を抹消。ファームで打率.423(52-22)と打ちまくり、4月29日に再昇格を果たし、5月18日の日本ハム戦でプロ初安打を放ったが、5月27日に体調不良で再び一軍登録を抹消。打率.419(31-13)とバットで結果を残し、6月13日再昇格を果たすと、6月は月間打率.441(34-15)と打ちまくった。

 7月30日の楽天戦でプロ初本塁打を放つと、8月16日のソフトバンク戦から8月21日の楽天戦にかけて5試合連続安打。20日の楽天戦後には打率を.297まで上げた。9月に入ってからも9日のオリックス戦で第2号ソロを含む今季31度目のマルチ安打、11日のソフトバンク戦で2試合連続本塁打となる第3号ソロ。レギュラーシーズン最終戦となった10月5日のソフトバンク戦の第2打席、シーズンの規定打席に到達した。プロ1年目は108試合に出場して、打率.281、3本塁打、37打点、リーグトップの27二塁打。球団の新人では2014年石川歩以来となる新人王に輝いた。

 来季、タイトルを獲得するために必要なこと、今考えていることはあるのだろうかーー。

 「1年間戦うとなると今年全試合出ていないですけど、後半疲れた面もありますし、フィジカルの面を見直してやっています。バッティングで言うと基礎から正しいスイングができないと、長期にわたって結果を残し続けることができないので、その2つをやっていますね」。

 一番獲りたいタイトルに首位打者を挙げ、今季は惜しくも受賞を逃したベストナイン、ゴールデン・グラブ賞も狙っている。来季はシーズン通して活躍し、タイトル獲得に期待したいところだ。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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