首位打者のビシエド、投手2冠の伊藤は「日本生命賞」
日本野球機構(NPB)は17日、前日16日に閉幕した『日本生命セ・パ交流戦2021』の個人表彰を発表。オリックスの山本由伸が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。
山本は交流戦3試合に登板して3連勝。22イニングで12球団トップの33奪三振、同4位の防御率1.23をマークするなど安定感抜群の投球で、オリックスの2010年以来2度目となる交流戦優勝に大きく貢献した。
なお、交流戦MVPは2010年のT-岡田、2018年の吉田正尚に続く球団史上3人目で、投手の受賞は2012年の内海哲也(当時巨人)以来9年ぶり6人目。山本には日本生命保険相互会社から賞金200万円が贈られる。
また、セ・パ両リーグから各1名が選出される日本生命賞は、66打数27安打の打率.409で、首位打者と最多安打の打撃二冠に輝いた中日のダヤン・ビシエドと、12球団最多タイの3勝、防御率0.90で新人史上初めて最優秀防御率を記録した日本ハムの伊藤大海が受賞。両選手には日本生命保険相互会社から賞金100万円が贈られる。