若手スターの登竜門へ
日本野球機構(NPB)は24日、7月15日(木)に松山坊っちゃんスタジアムで開催される『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021』の出場予定選手を発表。日本ハムからは2年目の梅林優貴捕手(23)と上野響平内野手(20)、3年目の万波中正外野手(21)の計3名が選出された。
万波は今季ここまでファーム公式戦29試合に出場して打率.295(105-31)、リーグ2位の9本塁打、27打点を挙げる活躍をみせ、6月13日に札幌ドームで行われたDeNAとの交流戦ではプロ初ホームランを放つなど、成長著しい未来の大砲候補。高卒3年目のシーズンは徐々に一軍出場の機会を増やしつつある。
若手スターの登竜門とも言われるフレッシュ球宴選出の一報を受け、「非常にうれしく思います。同じ年代のいい選手たちと一緒にプレーできることをとても楽しみにしていますし、自分にとってプラスになる経験ができる場だと思っています」と喜びのコメント。
2019年には同世代の広島・小園海斗が日本ハム・吉田輝星から初回先頭打者ホームランを放ちMVPを受賞したが、万波も「試合ではホームランを打って、MVPを獲得できるように全力で頑張ります」と猛烈アピールを誓った。
ちなみに、今回のウエスタン・リーグ選抜のメンバーで万波と同世代の投手はいないものの、ともに甲子園を沸かせた阪神の西純矢、横浜高の1学年後輩にあたる及川雅貴が選出。普段はなかなか実現しないリーグ間対決の行方にも注目だ。
選出された3名のコメント
▼ 梅林優貴選手
「このたび、フレッシュオールスターというこれからのプロ野球を担う選手の方々とプレーできることをとても光栄に思います。他球団の選手の方と交流できる場もあると思いますので、多くのことを吸収して、これからの野球人生に生かしていきたいと思います」
▼ 上野響平選手
「フレッシュオールスターへの出場が決まり、大変光栄に思います。他球団の選手を間近で見ることができ、一緒にプレーをすることを楽しみに、そして、少しでも自分の力にできるようにしていきたいと思います。自分らしいプレーができるように頑張ります」
▼ 万波中正選手
「フレッシュオールスターのメンバーに選ばれて非常にうれしく思います。同じ年代のいい選手たちと一緒にプレーできることをとても楽しみにしていますし、自分にとってプラスになる経験ができる場だと思っています。試合ではホームランを打って、MVPを獲得できるように全力で頑張ります」