22日に登録抹消されていたリリーフ左腕
NPBエンタープライズは25日、東京オリンピックに挑む野球日本代表の内定選手から出場選手の変更を発表。
巨人の中川皓太投手が「左肋骨骨折」のため、代表を辞退することが決まった。
山陽高から東海大を経て、2015年のドラフト7位で巨人に入団したプロ6年目の左腕。
2019年に67試合の登板で防御率2.37と好成績を残してブルペンの一角に入ると、昨季は故障もあって終盤に離脱したものの、37試合で防御率1.00という圧巻の数字を記録。今季もここまで32試合に登板して2勝2敗15ホールド・1セーブ、防御率3.52とチームのためにフル回転で腕を振っていた。
こうした活躍が認められ、2019年のプレミア12に続いて今年も侍ジャパンのメンバーに選出。東京五輪の内定メンバーに名を連ねていたが、左背部の痛みによって6月22日に登録抹消となり、その状態が不安視されていた。
迎えた25日、巨人から「左肋骨骨折」により代表辞退を申し入れたことが明かされ、すぐに侍ジャパンも辞退を発表。
なお、代替選手については未定となっている。
コメント
▼ 中川皓太(巨人)
せっかくメンバーに選んでいただきながら、
辞退することになり、
悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
代表のユニホームで一緒にプレーすることは
かないませんでしたが、
日本が金メダルを獲ることを願って、
精一杯応援します。