菅野は順調!?
東京オリンピックに臨む野球日本代表の稲葉篤紀監督が25日、神宮球場で行われたヤクルト-巨人戦を視察した。
視察後、「左肋骨骨折」のため、同日に代表辞退が発表された巨人の中川皓太投手に関して尋ねられると 「我々ジャパンとしては、非常に大事な戦力がいなくなったという思い。本人とも話しをしましたけど、非常に残念がっていた。一日でも早く、しっかり治してということは伝えましたけど、本人が一番悔しがっていたと思います。ただ、こうなった以上は、我々も次というところをしっかり考えていこうと思っている」とコメントし、その胸中を思いやった。
気になる代替選手に関しては、「すぐに代わりというわけにはいかないので、コーチたちとしっかり話し合って、また決めていきたい」と語り、中川と同じ左腕やリリーバーなのかといった点に関しては「いろいろな可能性を含めて考えていこうと思っている。視野を広げてといいますか、色々な可能性を含めて考えていく」「本当に後ろが必要なのか、長いイニングを投げられる選手が必要なのか、そういう部分も含め、議論しながら決めていこうと思う」と述べ、あらゆる可能性を示唆した。
また、一軍登録抹消中の菅野智之の状態について原辰徳監督と話をしたことも明かし、「キャッチボールも非常に強く投げているという情報もいただき、これから様子を見てというところで話をさせてもらいました」と現状を報告。「予想以上に段階、ギアを上げているという感じを持ったので、いい方向には向いていると捉えてます」と前向きなコメントを残した。