● ホワイトソックス 3 - 9 マリナーズ ○
<現地時間6月25日 プギャランティードレート・フィールド>
マリナーズの菊池雄星投手(30)が25日(日本時間26日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板。6回途中2安打1失点と好投し今季5勝目(3敗)を挙げた。
初回は3者凡退の好スタート。2点を先制してもらった直後の2回裏、5番・グランダルに4球目のカットボールを左翼席へ運ばれ1点を返された。それでも、3回は2三振を奪うなど再び3人斬り。4回、5回もゼロを刻み勝利投手の権利を得た。
4点リードの6回、先頭打者に四球を与えたが、次打者を一ゴロ併殺に仕留め二死。だが、ここから再び2者連続四球を与えてしまい、菊池はここでマウンドを降りた。二死一、二塁でリリーフした元楽天のシャーゴワ(楽天時代の登録名はシャギワ)が、4番・アブレイユを右邪飛に仕留めピンチ脱出。菊池の登板結果は5回2/3で90球、2安打1失点、6奪三振4四球となった。
マリナーズは7回以降も得点を重ね敵地で快勝。菊池は今季11度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)達成とはならなかったが、7回無失点だった12日(同13日)のインディアンス戦、7回1失点だった18日(同19日)のレイズ戦に続き3試合連続1失点以下。この日も安定した投球が光り、防御率は3.34に良化した。