● レイズ 4 － 6 エンゼルス ○
＜現地時間6月27日　トロピカーナ・フィールド＞

　　エンゼルスの大谷翔平選手（26）が27日（日本時間28日）、敵地でのレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。25号ソロを含む3安打3打点の活躍を見せ、チーム連敗ストップに貢献した。

　初回の第1打席は空振り三振に倒れた大谷だったが、0−0で迎えた4回の第2打席では、この回の先頭打者として四球を選んで出塁。次打者・レンドンの打席で盗塁を試みて二塁を陥れると、ウォルシュの二ゴロで三塁に進み、ゴスリンの内野安打で生還した。

　さらに1−1の同点に追い付かれた直後の6回の第3打席では、無死一塁の状況で打席に入ると、ライトオーバーの適時二塁打を放ち、チームに勝ち越し点をもたらした。その後、チームは逆転を許し、2点ビハインドで迎えた7回、1点を返してなおも二死二塁という状況で、今度は右翼線への適時三塁打で再び打点をマーク。今度は試合を振り出しに戻す値千金の同点打となった。

　そして、8回にゴスリンのソロでチームが勝ち越すと、9回二死走者なしの状況で迎えた第5打席にインコースに投じられたボールを左翼席まで運ぶ25号ソロを放ち、貴重な追加点を挙げた。

　大谷は4打数3安打3打点、1盗塁と躍動し、チームの連敗は「5」でストップした。