2021.06.29 17:45 | ||||
読売ジャイアンツ | 11 | 終了 | 8 | 広島東洋カープ |
東京ドーム |
“二刀流”挑戦も今季は再び投手専念
巨人の戸根千明投手(28)が29日、本拠地での広島戦に救援登板。3回に迎えた今季初打席で大瀬良大地から中前への適時打を放ち、プロ初安打・初打点をマークした。
戸根は先発していたサンチェスの後を受けて3回途中からマウンドへ上がると、一死一・二塁から打者2人を抑える好救援。直後の3回裏に打線が繋がり逆転し、なおも二死二・三塁の場面でも代打を送られることなく打席へ入り、カウント0-2から大瀬良の変化球に食らいつきしぶとく中前安打。プロ初安打が6-4にリードを広げる貴重な適時打になった。
戸根は石見智翠館高から日本大を経て2014年のドラフト2位で巨人に入団。貴重な中継ぎ左腕として活躍してきたが、昨季は新境地を目指して投打の二刀流にも挑戦。今季は再び投手専念となり、一軍での“二刀流”お披露目は実現しなかったが、先発の早期降板をリリーフしたこの試合でついに一軍初ヒット。一軍では2019年7月に犠打を決めて以来2度目の打席で、嬉しい自援護打となった。