◆ 力勝負のヤ軍・タイロンの直球を右翼席へ
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が29日(日本時間30日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。第2打席の右越え27号ソロに続き、続く第3打席も弾丸ライナーで右翼席に飛び込む28号2ランを放った。
大谷は2-5と3点を追う3回の第2打席、一死無走者の場面でヤンキースの先発右腕・タイロンと対戦。カウント3-1後の低めチェンジアップを捉えた打球は、速度109.6マイル(約176キロ)、飛距離395フィート(約120メートル)の右越えソロとなった。
さらに7点を追う5回、無死一塁でタイロンと3度目の対戦。前日から変化球を捉えられているヤンキースバッテリーは5球連続で直球を続ける力勝負を選択したが、カウント1-2後の94.7マイル(約152キロ)の高め直球を叩いた打球は、弾丸ライナーで右翼席へ突き刺さる2ランとなった。
これで直近5試合で5本塁打目となり、26本塁打で並んでいたブルージェイズのゲレロJr.を一気に抜き去りメジャー単独トップを更新。6月は13本塁打目となり、2007年7月に松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人月間最多記録に並んだ。