2021.07.01 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 0 | 終了 | 1 | 埼玉西武ライオンズ |
PayPayドーム |
藤川球児超え
西武の平良海馬投手(21)が1日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦の9回に登板して無失点に抑え、「39試合連続無失点」のプロ野球新記録を樹立した。
平良は西武が1−0と1点リードで迎えた9回に登板。先頭の三森大貴を三球三振に仕留めると、続く柳田悠岐には高めのカットボールをレフト前に運ばれる。さらに中村晃にはレフト線際に落ちるポテンヒットを許し、柳田の代走・佐藤 直樹は一気に三塁へ。左翼手・熊代聖人の送球はタイミング的にセーフだったが、佐藤直は勢い余って一瞬ベースをオーバーし、タッチアウトに。ソフトバンクの工藤公康監督はリクエストを要求したが、判定は変わらなかった。
試合は二死二塁で再開すると、栗原陵矢は左邪飛に倒れてゲームセット。試合後、平良は「結構危なかったですけど良かったです」と胸を撫で下ろし、新記録樹立には「嬉しいです」と一言。「無失点で帰ってこれるようにいつもと同じ気持ちでいきました」と、新記録のかかったマウンドを振り返り、記録達成の要因を尋ねられると「運です」と平良節で言い切った。
それでも最後には「応援してくれた全ての人に感謝したい。(これからも)一歩一歩頑張ります」と続け、さらなる記録更新に意欲を示した。
▼ 連続無失点試合トップ3
1位 39試合:平良(西)21年
2位 38試合:藤川(神)06年
3位 37試合:篠原(横)11年