2021.07.01 17:45 | ||||
読売ジャイアンツ | 10 | 終了 | 4 | 広島東洋カープ |
東京ドーム |
半月ぶりの一軍登板も復調アピールならず
巨人の菅野智之投手(32)は1日、本拠地での広島戦に先発したものの、3回途中2被弾含む6安打、4失点で降板。侍ジャパンの建山義紀コーチが視察する試合で、完全復活をアピールすることができずにマウンドを降りた。
初回、先頭の菊池涼介に中前打で出塁を許すと、2番・西川龍馬の犠打を挟んで、3番・小園海斗にカウント1-0から投じたカーブを中越え二塁打。わずか5球で先制を許す立ち上がりだった。
2回はゼロで抑えたものの、3回は上位打線を相手に2被弾。一死無走者から2番・西川龍馬に初球の141キロを右翼席へ運ばれ、続く小園には中前安打で出塁。4番・鈴木誠也にはカウント1-2から逆球となった低めの144キロをバックスクリーンに叩き込まれた。
菅野はここで降板となり、2回1/3・打者13人を相手に32球を投げて、無四球6安打1三振で4失点。この試合が半月ぶりの一軍復帰登板だったが、2試合連続の3回途中4失点KOで、東京五輪へ向けても不安を残す内容に終わった。
菅野の投球について、1日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹氏は「本来の姿ではないですよね。真っ直ぐの球速も出てないですし、上半身だけで投げているイメージ」とコメント。
復調の兆しが見えないエースの姿に「どこも故障してなければいいと思いますけど…」と心配していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』