6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－中日戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、巨人・坂本勇人について言及した。

　坂本は5月9日のヤクルト戦で「右手母指（親指）末節骨の骨折」で離脱していたが、6月11日のロッテ戦から一軍復帰。復帰初戦から3試合連続で安打を放ったが、試合前まで復帰後の打率は.196（56－11）だった。

　谷繁氏は坂本について「復帰してすぐというのは、しっかりやってきたなというのを感じはしたんですけど、故障明けで試合数を続けていっていると疲れが出るんですね。開幕してちょっとして疲れが出るみたいな感じで、ちょっと疲れが出ているんでしょうね」と指摘し、「スイングにちょっとキレがないので、自分では捉えているんですけど、普段だったら前に飛ぶ打球がファウルになったりという感じだと思いますね」と安打が出ていない原因について語った。

　『5番・ショート』でスタメン出場した6日の中日戦では、0－1の5回に先発・大野雄大から左中間を破る二塁打を放った。谷繁氏は「少し低かったぶん打球が上がりきらなかったですね。2ボールからでしたけど、前の打席でストレートを打っていたので、しっかり捉えましたね。この辺はさすがですよね」と評価した。

　この日の坂本は6回の打席でピッチャー強襲の内野安打を放ち2安打だった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）