○ パドレス 9x - 8 ナショナルズ ●
<現地時間7月8日 ペトコ・パーク>
パドレスのダルビッシュ有投手(34)が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に先発登板。いずれも今季ワーストとなる3回降板6失点でノックアウトされたが、味方打線が8点ビハインドをひっくり返す猛反撃を見せ、チームは劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
ダルビッシュは初回、元ヤクルトの1番・エスコバーを自らの好フィールディングで投直に退けたものの、2番・ターナーに93.5マイル(約150キロ)の直球を捉えられ、打球は左翼席へ着弾する先制ソロとなった。その後も単打と二塁打で二死二、三塁のピンチを招き、6番・ゴームズに95.2マイル(約153キロ)の直球を中前へ弾き返され2者が生還。4本の長単打を集中され初回だけで3点を失った。
2回は8番から始まる3人をキッチリと封じたが、3回は先頭のターナーに中前打、続くソトには遊撃強襲の内野安打を許し、再び無死一、三塁のピンチを招いた。4番・ベルには右中間突破の適時二塁打を浴び4失点。その後も中犠飛と中前適時打を浴び今季ワーストの6失点となった。3回裏の攻撃で代打を送られ、3回64球、8安打6失点2奪三振の内容で降板。試合前まで2.65だった防御率は3.09に悪化した。
パドレスは4回から登板した2番手左腕・カマレナも2ランを浴び、4回表終了時点で0-8と大量ビハインド。ナショナルズ先発・シャーザーは3回まで1安打無失点5奪三振の好投を見せ、このままワンサイドゲームになるかと思われた。
だが4回裏、パドレスは先頭の2番・タティスが28号ソロを左翼席上段へ運び反撃開始。その後の一死満塁とし、7番・マイヤーズが押し出し四球を選び2点目を奪った。なおも二死満塁で、9番に入っていた2番手投手のカマレナがそのまま打席へ。カウント1-2後の低め直球を捉えると、打球は右翼席へ着弾するグランドスラムとなった。続く1番・ファムも二塁打で出塁し、シャーザーをノックアウト。二死二塁でこの回だけで2度目の打席となったがタティスが、今度は右翼線にポトリと落ちる適時打を放ちパドレスは一挙7得点のビッグイニングとした。
そして1点差のまま迎えた6回、二死三塁でファムが中越えの適時二塁打を放ち8-8の同点。これでダルビッシュの黒星は消滅した。パドレスは5回以降リリーフ陣がゼロを並べ続け、9回裏に5番・グリシャムの右前適時打でサヨナラ勝ち。ナショナルズとの4連戦を2勝2敗で終え、貯金を再び「14」とした。
ナショナルズは大逆転負けで同地区首位・メッツとのゲーム差は4.5に拡大。シャーザーは3回まで好投も4回は2つの死球に1四球と突然乱れ、3回2/3を投げ5安打7失点、7奪三振3四死球の内容で、試合前まで2.10だった防御率は2.66となった。
<現地時間7月8日 ペトコ・パーク>
パドレスのダルビッシュ有投手(34)が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に先発登板。いずれも今季ワーストとなる3回降板6失点でノックアウトされたが、味方打線が8点ビハインドをひっくり返す猛反撃を見せ、チームは劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
ダルビッシュは初回、元ヤクルトの1番・エスコバーを自らの好フィールディングで投直に退けたものの、2番・ターナーに93.5マイル(約150キロ)の直球を捉えられ、打球は左翼席へ着弾する先制ソロとなった。その後も単打と二塁打で二死二、三塁のピンチを招き、6番・ゴームズに95.2マイル(約153キロ)の直球を中前へ弾き返され2者が生還。4本の長単打を集中され初回だけで3点を失った。
2回は8番から始まる3人をキッチリと封じたが、3回は先頭のターナーに中前打、続くソトには遊撃強襲の内野安打を許し、再び無死一、三塁のピンチを招いた。4番・ベルには右中間突破の適時二塁打を浴び4失点。その後も中犠飛と中前適時打を浴び今季ワーストの6失点となった。3回裏の攻撃で代打を送られ、3回64球、8安打6失点2奪三振の内容で降板。試合前まで2.65だった防御率は3.09に悪化した。
パドレスは4回から登板した2番手左腕・カマレナも2ランを浴び、4回表終了時点で0-8と大量ビハインド。ナショナルズ先発・シャーザーは3回まで1安打無失点5奪三振の好投を見せ、このままワンサイドゲームになるかと思われた。
だが4回裏、パドレスは先頭の2番・タティスが28号ソロを左翼席上段へ運び反撃開始。その後の一死満塁とし、7番・マイヤーズが押し出し四球を選び2点目を奪った。なおも二死満塁で、9番に入っていた2番手投手のカマレナがそのまま打席へ。カウント1-2後の低め直球を捉えると、打球は右翼席へ着弾するグランドスラムとなった。続く1番・ファムも二塁打で出塁し、シャーザーをノックアウト。二死二塁でこの回だけで2度目の打席となったがタティスが、今度は右翼線にポトリと落ちる適時打を放ちパドレスは一挙7得点のビッグイニングとした。
そして1点差のまま迎えた6回、二死三塁でファムが中越えの適時二塁打を放ち8-8の同点。これでダルビッシュの黒星は消滅した。パドレスは5回以降リリーフ陣がゼロを並べ続け、9回裏に5番・グリシャムの右前適時打でサヨナラ勝ち。ナショナルズとの4連戦を2勝2敗で終え、貯金を再び「14」とした。
ナショナルズは大逆転負けで同地区首位・メッツとのゲーム差は4.5に拡大。シャーザーは3回まで好投も4回は2つの死球に1四球と突然乱れ、3回2/3を投げ5安打7失点、7奪三振3四死球の内容で、試合前まで2.10だった防御率は2.66となった。