前半戦は4勝3敗、防御率4.66で終了
ツインズの前田健太投手(33)が9日(日本時間10日)、本拠地でのタイガース戦に先発登板。5回2安打無失点と好投したが、打線の援護に恵まれず白星の権利は得られなかった。
6回無失点で4勝目を挙げた前回4日(同5日)のロイヤルズ戦から中4日で先発した前田。初回は先頭打者をバックの失策で出塁させたものの、三振併殺を奪うなど結果的に3人で終えた。
2回以降も先頭打者の出塁を許すイニングが続いたが、要所で三振を奪うなど5回84球、2安打無失点、7奪三振2四球の好投。打線の援護がなく勝利投手の権利は得られなかったが、中4日でしっかりと試合を作り防御率は4.66となった。
これが前半戦ラスト登板になる見込み。開幕投手を務めた今季は、右内転筋や右上腕部の張りで5月下旬から約3週間、負傷者リスト入り。雨天順延によるスライドなど不規則な登板も多かったが、直近2登板はいずれも無失点で前半戦を11イニング連続無失点のまま終え、巻き返しを図る後半戦に弾みをつけた。
ツインズは前田降板後の6回、3番・ラーナチの先制適時打、7番・ケプラーの2点適時三塁打などで一気に4点を先取。4-2で勝利し2連勝とした。